専門医の選び方と注意点
「この症状、どの病院に行けばいいんだろう...」
病気やケガをしたとき、誰もが一度は悩む問題ですよね。特に専門的な治療が必要な場合、医師選びは本当に重要です。今回は、後悔しない専門医の選び方についてお話しします。

そもそも専門医って何?
専門医とは、特定の診療科で高度な知識と技術を持つ医師のことです。ただの「○○科の先生」ではなく、各学会が認定する公式な資格を持っています。
例えば、心臓の病気なら循環器内科専門医、がんの手術なら消化器外科専門医といった具合です。医師免許を取った後も、さらに数年間の研修と試験を経て、ようやく専門医になれます。
でも、ここで注意したいのが「専門医だから絶対に安心」というわけではないこと。資格を持っていても、実際の経験や患者さんへの対応は医師によって全然違います。大切なのは、資格だけでなく「どんな専門医なのか」を見極めることなんです。
専門医を選ぶ3つのポイント
1. まずはかかりつけ医に相談する
いきなり大きな病院に行くより、まずは普段から診てもらっている「かかりつけ医」に相談するのがベストです。
なぜかというと、かかりつけ医はあなたの健康状態を一番よく知っています。「この症状なら、あの先生がいいですよ」と、適切な専門医を紹介してくれるんです。
しかも、紹介状があると初診料の追加負担(5,000〜10,000円)がかからないし、これまでの検査結果もスムーズに専門医に伝わります。時間もお金も節約できて一石二鳥ですね。
「かかりつけ医なんていない...」という方は、この機会にぜひ見つけてみてください。近所の内科クリニックで、話しやすい先生を探すのがおすすめです。
2. 実績と経験をチェックする
専門医資格があっても、実際の経験は医師によってバラバラ。特に手術が必要な場合は、「年間何例くらい手術しているか」は超重要です。
病院の公式サイトには、各診療科の特徴や医師の経歴が載っています。「○○の手術、年間200例」とか「○○学会の指導医」といった情報があれば、それは信頼の証です。
ただし、症例数が多ければ多いほどいいとも限りません。例えば、珍しい病気の場合、年間症例数が少なくても、その病気の専門家である方が安心ですよね。
あと、口コミサイトも参考になりますが、あまり鵜呑みにしないこと。「待ち時間が長い」「受付の対応が...」といった情報は役立ちますが、極端に良い評価や悪い評価は割り引いて見た方がいいです。
3. 通いやすさも考える
「遠くの名医」より「近くの良医」ということわざ(?)があるくらい、通いやすさは大事です。
どんなに腕のいい先生でも、片道2時間かかる病院だと、定期的に通うのは本当に大変。特に高齢の方や体調が悪い時は、なおさらです。
自宅や職場からのアクセス、診療時間(平日夜間や土曜日もやってるか)、駐車場の有無なども含めて考えましょう。
もちろん、難しい手術や専門的な治療が必要なら、多少遠くても実績のある病院を選ぶべきです。でも、その後の定期検診は近くの病院でできないか、主治医に相談してみるのもアリですよ。
| 項目 | 内容 | 料金 |
|---|---|---|
| 初回相談 | 専門医の紹介と事前ヒアリング | ¥5,000 |
| オンライン相談 | 30分のオンラインセカンドオピニオン | ¥10,000 |
| 相談レポート作成 | 医師からの所見まとめレポート | ¥15,000 |
初診で失敗しないための準備
持っていくもの
- 健康保険証(忘れると大変!)
- 紹介状(あれば)
- これまでの検査結果や画像データ
- お薬手帳
- 筆記用具とメモ帳
聞きたいことをメモしておく
診察時間は意外と短いもの。緊張して「あれ、何を聞きたかったんだっけ...」となりがちです。
事前に質問リストを作っておきましょう:
- この病気の原因は何ですか?
- どんな治療法がありますか?
- 治療期間や費用はどのくらい?
- 日常生活で気をつけることは?
- セカンドオピニオンは必要ですか?
メモを見ながら質問するのは全然恥ずかしくないです。むしろ、真剣に向き合っている証拠だと医師も理解してくれますよ。
「この先生、合わないかも...」と思ったら
専門医といっても人間です。どんなに優秀でも、相性が合わないこともあります。
- 説明がわかりにくい
- 質問しても真摯に答えてくれない
- 一方的に治療方針を決められる
- 何となく信頼できない
こんな風に感じたら、我慢する必要はありません。セカンドオピニオンを受けたり、別の医師を探すのも立派な選択です。
良い医師は、患者さんの不安や疑問に丁寧に答えてくれるものです。「忙しいから」「専門的すぎて説明できない」というのは、患者さんに寄り添う姿勢が欠けている証拠かもしれません。
まとめ:あなたに合った専門医を見つけよう
専門医選びは、資格だけでなく、実績・経験・通いやすさ・相性など、総合的に判断することが大切です。
まずはかかりつけ医に相談して、紹介状をもらう。そして初診で「この先生なら信頼できる」と思えるかどうか、自分の感覚も大切にしてください。
病気と向き合うのは不安なことですが、信頼できる専門医と出会えれば、治療への前向きな気持ちが生まれます。焦らず、じっくりと、あなたに合った医師を見つけてくださいね。
医師に意見を聞き直す「セカンドオピニオン」。どんなときに利用すればよいのか、流れや費用の目安を紹介します。

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